TAKEの野鳥アルバム


ツバメ(燕)



【若ツバメ】

梅雨真っ直中・・・。紫陽花の似合う季節である。
梅雨前線が停滞する中、今日も朝から雨が降っている。我が家から巣立ったツバメの若鳥10羽程度が、雨を大儀そうに電線に留まっていた。
あまりにも雨が降るので、飛ぶ練習はやめて、電線にジーッと留まっており、雨が体についたら、ブルブルッとふるわせて雨滴を振るいのけている。
しぐさが可愛いので、カメラを向けた。天気の良い日は集団で飛行し、えさ探しに精を出している。
雨が止まないと、えさとなる虫も空を飛ばない。虫にはちと悪いが、天気になって元気に大空を飛ぶ姿がみたいものだ。

観察地:苅田町稲光古川
撮影月日:2003年6月28日(日)午前10時頃
撮影環境:Nikon Coolpix4500(3倍)×Swarovskiスコープ(20倍)



ツバメの子育て <ツバメの子育て>

抱卵が終わり、5月14日に4羽の雛が孵った。
親ツバメが餌をくわえて、巣に戻ると大きな口を開けて餌をおねだりする。
私が巣に近づくと「チキューン、チキューン」と警戒音を発して、雛に知らせる。
この雛達は6月3日に巣立ちをした。
巣立ちまでの日数は20日間。一時間の間に4匹ともに巣立ちをしており、餌は4匹の雛に均等に分け与えられていたようである。子育てのうまさに感心した。
数日間は我が家の周りの電線に止まって、餌取りの方法を親ツバメから伝授されていた。
また、来年我が家に戻ってきてくれることを願っている。

観察地:福岡県京都郡苅田町稲光
撮影月日:1999年5月29日午前10時頃
撮影環境:ニコンF-401s シグマ70-210mmF4-5.6
フジカラーSUPER400

抱卵中のツバメ 白川ではツバクロという。
春と共に姿を現し、秋が深まると南に帰る。
我が家に4夫婦が巣を作っており、写真のようにただ今、抱卵中。
抱卵日数は2週間程度。卵数は5個程度。
朝早く5時頃から、「土食って、虫食って、渋い〜」とせわしく鳴く。
餌は空を飛ぶ虫で、急旋回して捉える。
そういえば、カムイ伝の剣豪の技で、燕返しというのがあった。
次回は、子育て中の写真をお届けします。

観察地:福岡県京都郡苅田町稲光
撮影月日:1999年5月1日午前10時頃
撮影環境:ニコンF-401s シグマ70-210mmF4-5.6
フジカラーSUPER400



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