カワラヒワ(河原鶸) |
【冬のカワラヒワ】 冬の寒い日、久しぶりに白川河岸の土手を散歩した。 冷たい北風に体を揺らすセイタカアワダチソウの枯れた花穂部分に 1羽のカワラヒワが止まった。 その周辺にはカワラヒワが10羽程度い るが、どのカワラヒワも北風を避けて、枯れた草の根本に隠れている。 このカワラヒワだけが、北風に体を揺する枯れ草にしがみついて、枯れ 草の上でブランコ遊びをしているようで、なんだか楽しそうだった。 バックの赤い屋根の建物は、母校白川小学校の体育館の屋根である。 その校庭では、サッカーに興じる小学生の叫声が聞こえる。 丸まった背中がほんの少し、伸びたようだ。春が待ち遠しい。 観察地:苅田町稲光の白川河岸にて 撮影月日:2003年1月18日(土)午前10時頃 撮影環境:キャノン Power Shot Pro901S 370mm×デジタル4倍 |
もうすぐ夏本番を前にした梅雨の合間の蒸し暑い日だった。 少しでも暑さ をしのごうと麦わら帽子を被って、サンダル履きで小川に向かった。そう、素足で川 に入って涼もうとしたのである。 ・・・ところが先客が居た。10羽程度のカワラヒワ がみんなで行水をしていたのである。 とにかく蒸し暑い日だったので、カワラヒワも 「こりゃたまらん!・・・」てなわけで、家族、友人、恋人もろとも砂の広がる小川 に行水に来たのだろう。涼しそうな光景を前にして、カメラを構えて撮った。 カメラ を握る手の甲からジワリと大玉の汗が噴いてきた。 観察地:苅田町稲光の白川にて 撮影月日:2002年7月13日(土)午前11時頃 撮影環境:キャノン Power Shot Pro901S 370mm×デジタル4倍 観察地:苅田町稲光の白川河岸にて 撮影月日:2003年1月18日(土)午前10時頃 撮影環境:キャノン Power Shot Pro901S 370mm×デジタル4倍 |
|
留鳥。 冬、「キリキリキリ」とか「ピリピリピリ」と甲高い声を出して、草むらから数10羽がいっせいに飛び立つ。 大きい嘴を持ち、大きめの実や穀物をバリバリ食べる。 熟期の早いお米に群がって、食べる様子は凄まじい。 雀の大きさのため、お百姓さんは「また、雀が食べよる!」と怒っているが、半分くらいはこの鳥だ。 雀の濡れ衣をはらしてやらねばと思っている。 やや緑かかった黄色い翼帯をもち、全体に黒いウグイス色であるがよく見るときれいなやつである。 雀とはこの黄色い翼帯で見分けがつく。 写真のように冬の非繁殖期には数10羽が木や電線、たんぼの中で群れる。 観察地:福岡県京都郡苅田町白川地区、落合橋100m上流の河原 撮影月日:1999年3月22日午後4時30分頃 撮影環境:ニコンF-401s シグマ170-500mmF5-6.3 フジカラーHG1600 |